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閉山期間中の富士山に登った中国人留学生が2度にわたって救助された事例を巡る富士宮市長の発言が中国のSNS上で注目を集めている。写真は富士山。
閉山期間中の富士山に登った中国人留学生が2度にわたって救助された事例を巡る富士宮市長の発言が中国のSNS上で注目を集めている。
同市の須藤秀忠市長は9日の会見で、「言うことを聞かずに勝手に登っている。それで遭難したりしている。その(救助の)費用たるや莫大なものになる。(税金ではなく)遭難者負担にすべきではないかなと思っている。要するに自己責任だと」と語気を強めた。
また、「救助に行く方は大変。その辺のところは、富士山を軽く、甘く見ている。命がけの救助の気持ちを考えないで、2回も同じような時期に遭難する中国人がいたりする。そういう情けない話もある」と憤りをあらわにした。
市長が指摘した中国人の大学生(27)は、4月22日と26日に閉山中の富士山に登り、2度とも救助された。1度目はアイゼンを紛失したことで下山できなくなり、2度目は1度目に登った時に置き忘れた携帯電話などを取りに向かい体調不良になった。
中国のネットユーザーからは「おっしゃる通り」「最も支持できる日本の市長の発言」「なぜ代わりに(税金で)払ってやる必要があるのか」「本人に支払わせるべき」「こういう『ビッグベビー(体は大人だが中身は子ども)』はどこに行っても迷惑なことをしでかす。本人に払わせるのは当然!」など、賛同する声が上がった。
ほかにも、「あっちこっちで恥をさらしてくれるな」「入山禁止の時期なんだから逮捕すればいいのに」「日本政府は彼を訴えるべき」「こういう『ビッグベビー』は絶対に甘やかしてはいけない」「当事者の実名を公表すべき」「(日本から)強制退去させてください」など、厳しいコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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