シャオ・ジャン（肖戦）が主演を務める注目の時代劇ドラマ「蔵海伝」が18日に中国中央テレビ（CCTV）のドラマチャンネルでスタートすることが分かり、中国SNSの微博（ウェイボー）では関連のワードが複数トレンド入りする熱狂ぶりとなった。

中国メディアの中関村在線によると、CCTVの公式サイトは12日に番組表を更新。「蔵海伝」は18日夜に全40話の第1話と第2話が放送されることが明らかになり、動画配信サービスの優酷（YOUKU）でも同時スタートを迎える。「蔵海伝」の優酷での視聴予約数は391万1000人を突破しており、間もなく配信される新ドラマの予約ランキングでトップに立っている。

「蔵海伝」は人気作家・南派三叔の原作を実写化するもので、総監督を「宮廷の諍い女」などの大ヒットドラマを手がけたジョン・シャオロン（鄭暁龍）氏が務めた。シャオ・ジャンは家族を殺害されたことに深い憎しみを抱えて立身出世を狙うとともに復讐（ふくしゅう）を成し遂げる主人公の蔵海を演じ、出演者には他にチャン・ジンイー（張婧儀）、ジョウ・チー（周奇）、ホアン・ジュエ（黄覚）らが名を連ねる。

微博では12日、「蔵海伝」という作品タイトルに加えて「蔵海伝、日曜に会おう」「蔵海伝の登場人物の関係はそれほど単純じゃない」「蔵海伝がCCTVドラマチャンネルの番組表に」「蔵海伝の質感」などのワードがトレンド入りし、ファンからは「こっちはもう待機状態」「静かに待つなんてできない！」「テレビの準備はできてるし、リモコンの電池も買ってきた」「あっという間に週末になってほしい」という声や「これこそ私が見たかったドラマ」「こんなに質の高い大作は久しぶり」「幸せが私に近づいてきた！」「最強メンバーによる大作。本当に楽しみ」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/野谷）