台湾のモデルで女優のリン・チーリン（林志玲）が10日、自身のインスタグラムに、今年2月に死去した台湾の女優バービィー・スー（徐熙媛）さんへのメッセージをつづった。

「大S」の愛称で親しまれてきたバービィー・スーさんは2月、家族と旅行で訪れた日本でインフルエンザによる肺炎のため48歳という若さで急逝。今月11日は死去から100日目に当たり、バービィー・スーさんの妹でタレントのシュー・シーディー（徐熙娣）はこれに先立つ今月9日にバービィー・スーさんから「最も影響を受けたこと」を披露する呼び掛けを発していた。

バービィー・スーさんに宛てたリン・チーリンのメッセージは、「初めて大Sを見たのはアイスクリーム店でした」という思い出から始まっている。当時まだ芸能界に入っていなかったリン・チーリンは初めて見るスターのバービィー・スーさんに「どうしてこんなに美しい笑顔の女の子がいるんだろう。目まで笑っている」と心の中で思ったそうだ。

そして、メッセージでは「あなたがあの日放っていた輝きを忘れたことはありません」と振り返り、「あなたと知り合ってから、あの笑う目の後ろに大きな勇気と強さが満ちていることを知りました。笑顔で人生に立ち向かい、勇敢に前に進むことを選ぶ性格。素晴らしいと思いますし、時には心が痛みました」とつづった上で、バービィー・スーさんは多くの女性に信念を持って生きることの手本を示してくれたと記した。

最後はバービィー・スーさんに向けて「遠くで元気に過ごしていることを願います」と語りかけ、バービィー・スーさんの母親や妹のシュー・シーディーを思いやる言葉も添えられた。（翻訳・編集/野谷）