日本人相手に「中国語を話せ」、騒動起こした台湾人観光客に批判殺到―台湾メディア

Record China    2025年5月12日(月) 16時0分

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日本を訪れた台湾人観光客が日本人ガイドらに「中国語を話せ」と要求する出来事があり、台湾のネット上で「日本に行ってまで恥をさらした」と批判が殺到している。

日本を訪れた台湾人観光客が日本人ガイドらに「中国語を話せ」と要求する出来事があり、台湾のネット上で「日本に行ってまで恥をさらした」と批判が殺到している。民視新聞網やCTWANTなど複数の台湾メディアが報じた。

報道によると、当事者の女性はこのほど台湾のネット掲示板PTTで日本の旅行会社への不満をつづった。東京に滞在中だった女性は4月20~21日に山梨・栃木の2日間のバスツアーを予約していたが、18日に旅行会社に電話をして日程を1日早められないかと相談。すると、20~21日の予約はすでにキャンセルされ、キャンセル料として旅行代金の30%が引かれていると知らされた。

女性はなぜか13日に「バスツアーご予約取り消し」という件名のメールを旅行会社に送ってしまっており、旅行会社は確認のメールを2度女性に送ったものの、返信がなかったためキャンセル処理したという。しかし、女性はキャンセルするつもりはなく、旅行会社からのメールも迷惑メールに振り分けられていたため確認できなかったとし、18日に旅行会社まで出向いてキャンセルの取り消しを訴えたが、受け入れられなかった。

それでも、女性は20日に同行者と一緒にツアーの集合場所を訪れた。話し合いの末、ガイドは女性らの乗車を認め、料金も請求しなかった。しかし、翌21日に別のガイドから「申し込みはすでにキャンセルされている」として、このまま日程を続ける場合は改めて旅行代金を現金で支払うよう求められたという。

女性が投稿した動画には、バスに乗り込んだ女性らに対し、日本人のガイド2人が一旦バスを降りてほしいと求める様子が映っており、女性が「中国語を話せ」などと言い放つ様子も見られた。ガイドらは結局、警察に通報し、女性らは荷物と共にバスを降ろされた。

女性らは自分たちの正当性を訴えたものの、警察からは消費者トラブルは対応できないと言われ旅行会社に直接クレームを入れるよう案内された。また、台北駐日経済文化代表処(台湾の日本における外交窓口)を訪れて窮状を訴えたものの、こちらでも「対応されなかった」という。

女性の訴えに対し、台湾のネットユーザーからは「現地の人に中国語を話せと要求?」「日本で恥をさらした」「珍妙な話で笑える」「こんな人が個人旅行をみんなに伝授するなんて、笑い話にもならない」「ガイドさんは困りながらも笑顔で対応していてプロすぎる」「次は、この旅行会社で申し込むことに決めたよ」など、女性を批判し、旅行会社を支持するコメントが多く寄せられたという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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