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中国のC909旅客機が上海とインドネシア・マナドを結ぶ3300キロ超の路線に就航しました。
中国で開発・製造された地域路線用ジェット旅客機C909(旧称:ARJ21)が7日、同機にとって、これまで最長の飛行距離である上海浦東空港とインドネシアのマナドを結ぶ路線に就航しました。運航するのはインドネシアのトランスヌサ航空で、スケジュールは毎週月・水・金・日の1往復です。同便は上海とマナドを結ぶ唯一の直行便です。
途中、同便はフィリピンのクラーク国際空港を経由地としていったん着陸し、30分をかけて給油します。乗客はそのまま乗り続けます。これで3300キロを超える路線への就航を可能にしました。
トランスヌサ航空は昨年10月、広東省の広州とマナドを結ぶ2700キロの路線にC909機を就航させました。同社はC909機を納入した初の海外の航空会社です。新航路の開通により、C909機の国際線での運航における経済性や適応性、安全性などがさらに検証されることになり、同機種が就航する路線の範囲もいっそう拡大されました。
トランスヌサ航空はC909機を導入して以来、2年間余りにわたり安全に運航してきました。1機の単日最長運航時間は15.88時間に達し、中国製旅客機として単日運航時間の最長記録を作りました。さらに同社が保有するC909機の単日平均利用時間は8時間となり、定刻運航率は91%に達し、シンガポールやマレーシアなどの地域でも好評を受けています。いま、トランスヌサ航空はC909機を3機保有しており、インドネシア国内路線14本と国際路線3本に就航させています。旅客輸送量は延べ27万人に達しました。
トランスヌサ航空は今年上半期に4機目のC909機を納入し、中国路線に就航させます。同社は今年中にC909機を2機納入する計画で、広州と上海に次ぐ3番目の中国都市への路線に就航させる計画です。(提供/CRI)
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