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ゴールデンウイークに訪日外国人旅行者による消費が前年を大きく上回り、日本は総決済額において、アリペイプラスを利用する旅行者の人気渡航先で2位となった。資料写真。
アントインターナショナルは9日、アリペイプラス(Alipay+)が提携するEウォレットの消費データによる最新トレンドを発表した。ゴールデンウイークのコア期間(5月1~5日)に訪日外国人旅行者による消費が前年を大きく上回り、日本は総決済額において、アリペイプラスを利用する旅行者の人気渡航先で2位となった。
アリペイプラスはアントインターナショナルが開発・運営するクロスボーダー決済およびデジタル化ソリューションを備えた統合型ウォレットゲートウェイで、世界で約9000万の加盟店に導入されている。アジアと欧州の36のEウォレット(中国本土におけるアリペイを含む)の利用者は70以上の国と地域で自国の決済アプリをそのまま利用でき、旅行先での両替や現金携帯が不要。日本では8日現在、19の海外Eウォレットと銀行アプリに対応している。
アリペイプラス利用者の国・地域別決済額ランキングによると、ゴールデンウイークの人気渡航先は香港、日本、マカオ、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、フランス、カナダ、イタリアの順だった。
百貨店や家電量販店など多様な店舗で活発な消費が見られ、都市部のみならず地方においても訪日外国人旅行者の購買行動の増加が確認された。アントインターナショナルの統計によると、ゴールデンウイーク期間に外国人旅行者による日本の地方でのアリペイプラス決済額が前年同期比で顕著に伸びた。特に福井県、和歌山県、群馬県、鹿児島県、香川県、長野県、岩手県、熊本県、滋賀県、青森県で顕著な増加が見られ、中でも福井県、和歌山県、群馬県では100%を超える伸びとなった。
アリペイプラスは定期的に加盟店と協力して共同キャンペーンを実施している。今年のゴールデンウイークにも旅行者向けのキャンペーンが行われた。日本では百貨店、家電量販店、空港免税店など計35のブランドが参加した。
訪日外国人旅行者の間では、日本でよりパーソナライズされた、現地ならではの体験を求める傾向が一層強まっている。ゴールデンウイークは消費カテゴリーの中で「小売」が最も多くの支出を占め、特に百貨店や家電量販店での需要が高まった。また、シェアサイクルの利用など、新たな消費トレンドも見られた。
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