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中国のSNS・小紅書(RED)に8日、日本で賃貸物件から退居する際に清掃費を要求されたとの投稿があり、ネットユーザーから賛否両論が寄せられている。
中国のSNS・小紅書(RED)に8日、日本で賃貸物件から退居する際に清掃費を要求されたとの投稿があり、ネットユーザーから賛否両論が寄せられている。
投稿者の中国人女性によると、東京の物件を退居した後、部屋を確認した管理会社の担当者から清掃費として5万5000円を支払うよう求める連絡があったという。女性は「当日は東京から新幹線で大阪に移動して新居の鍵を受け取らなければならず、もし間に合わなければゴールデンウイーク中は入居できなくなってしまう状況だった。最悪なことに、その日は東京で大雨が降っていて、荷造りをしながら宅配便の手配もしていた。最終的に、布団やクッション、分類しておいた不燃ごみなどが少し残ってしまったが、ごみ出しの日ではなかったため処分できなかった。退居後に清掃業者が片付けるだろうと思っていたし、敷金もまだ返金されていなかったので、もし清掃費が必要ならその中から差し引かれるものと思っていた」と説明。管理会社の要求について「妥当だと思いますか?」と問い掛けている。
女性は管理会社の担当者とのメッセージのやり取りの一部を公開しており、部屋を確認した担当者は「これはひどすぎます」と指摘。清掃費を請求された女性が「なぜ勝手に請求されるのですか。こんな金額は詐欺です。敷金もまだ返金されていないのに」と返信すると、「自分の荷物を自分で片付けるのは当たり前のことで、子どもでも分かることです。請求に不満なら自分で片付けに来てください」と応じた。女性は「これくらいのごみを片付けるのに5万5000円なんてばかにしている」「敷金を返してくれるなら業者に依頼する」と伝えると、保証会社に対応が引き継がれた。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「だまされてるよ」「5万は高い。詐欺」「ごみを片付けるくらいでそんなに大金を要求して敷金も返さないのは非合理的」「私は部屋中きれいに掃除したけど、あれやこれやと指摘されて20万円も請求された。こっちが下手に出ると相手は強気に出てくる」「無視すればいい。あなたがどんなにきれいに掃除しても理由を付けて敷金から引いたり、清掃費を請求したりしてくる。これは常とう手段」といった声が上がった。
一方で、「(要求は)妥当」「借りた時の状態にして返すのが基本」「日本人にだまされたのかと思ったけど、全部読んでみたら相手が正しいと思った」「海外で恥をさらしたな」「日本人が中国人を嫌うはずだわ」「なんで自分で処分しなかったの?」「自分は5年住んだ部屋で退居時に14万円請求された。金額を聞いた時はショックだったけど、明細をよく見たら納得した」「5万5000円?良心的じゃないか」「正直言って、日本の管理会社は吹っ掛けてくることが多い。でも5万5000円は高いとは言えないと思う。日本のごみ捨てのルールはあなたも分かっているはずだし、あなたは当日にしかごみを処分できなかったわけでもないんだから」など、女性に非があるとのコメントも多かった。
なお、女性はその後コメント欄で「たぶん吹っ掛けてきてたんだと思うけど、私がだましにくい相手だと思ったのか最終的に(相手が)自分から折れた」とつづり、騒動が解決したことを報告している。(翻訳・編集/北田)
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