ビル・ゲイツ氏が全財産寄付へ=中国ネット「中国の実業家も学ぶべき」「左のポケットから右のポケットに…」

Record China    2025年5月9日(金) 14時0分

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2025年5月8日、第一財経日報は、ビル・ゲイツ氏が今後20年で自身の全財産を寄付する意向を示したことを報じた。画像はWorld Water WeekでのX(@BillGates)投稿より。

2025年5月8日、中国メディアの第一財経日報は、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が今後20年で自身の全財産を寄付する意向を示したことを報じた。

記事は、慈善活動家としても知られるゲイツ氏が8日、今後20年の間に個人のほぼすべての財産を、自身が設立したビル&メリンダ・ゲイツ財団に寄付して世界各地の命を救うために用いることを発表したと紹介。同財団も同日、今後20年間で財団への寄付額が約2千億ドル(約30兆円)にまで増えること、2045年12月31日に財団を永久に閉鎖することという2つの大きな決定を発表したと伝えた。

そして、同財団への寄付額がこれまでに1000億ドル(約15兆円)に達していることから、今後20年のゲイツ氏による寄付額が1000億ドルになることも紹介している。

この件について、中国のネットユーザーはさまざまな反応を見せた。肯定的な意見としては「得た富は世のため人のために用いるべきだ」「それで本当に世界各地の命を救うのであれば、これは実に素晴らしいことだ」「金融界の巨頭にたちに比べれば、ビル・ゲイツはかなりいい方だ」「中国の実業家もこういったことを学ぶべき」といったコメントが見られた。

一方でゲイツ氏やその行動に懐疑的な見方をするユーザーも多く、「自分の財団に寄付するんだろ」「左のポケットから右のポケットに移すだけのこと」「非常に賢い節税対策だ」「さらに他の人たちを丸め込んで寄付を集めて自分のお金にすることもできる」「以前は本当に彼が大善人だと思い込んでいた」「ワクチン工場への投資でどれだけ稼いだんだろうな」「その100分の1でもいいから自分にくれ」「彼がどんなに寄付しても、われわれは恩恵を受けない」「基金の利息だけでも巨額なのにどうして20年後に解散するの?残ったお金を家族で分けるため?」といったコメントが多く寄せられた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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