中国の趙心童、ビリヤード・スヌーカー世界選手権でアジア人初優勝―中国メディア

Record China    2025年5月6日(火) 13時40分

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6日、中国中央テレビのウェブメディア「央広網」はビリヤード・スヌーカーの世界選手権で中国の趙心童がアジア人初の優勝を果たしたと報じた。

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2025年5月6日、中国中央テレビ(CCTV)のウェブメディア「央広網」はビリヤード・スヌーカーの世界選手権で中国の趙心童(ジャオ・シントン)がアジア人初の優勝を果たしたと報じた。

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スヌーカーは日本ではほとんどなじみのないビリヤード競技だが、英国で盛んに行われており、中国でも人気が高い。手球を使って15個の赤玉(1点)、6色の色玉(2〜7点)を交互に落としていき点数を競う。1回のゲームを「フレーム」と呼び、1フレームの最高得点は147点(相手に反則がない場合)で、相手より点数の多いプレーヤーがフレームを取る。通常は規定のフレーム数を先取したプレーヤーが試合に勝利し、今回行われた世界選手権の決勝戦は最大35フレーム戦で、18フレーム先取のルールで行われた。

趙はイングランドで現地時間4〜5日に行われた決勝で英国のマーク・ウィリアムズと対戦。4日の第1セクション、第2セクション、5日の第3セクションを終えた段階で17-8と王手をかけた。同日行われた第4セクションでは後がなくなったウィリアムズに4フレーム連取され17-12と追い上げられたが、第30フレームを87点でものにし優勝を決めた。趙はこの試合で、ミスなく球を落とし続けなければ達成できない100点以上の「センチュリーブレイク」を2フレーム達成するなど安定した強さを見せた。


中国人、さらにはアジア人初の快挙に、中国のSNS・微博(ウェイボー)では「終盤追い上げられながらも勝ち切るメンタルの強さ」「徹夜して試合観戦したかいがあった」など祝福メッセージが数多く寄せられた。また、一部のユーザーからは「卓球テニス、ビリヤードでは世界に勝てるのに、どうしてサッカーは駄目なのか。いったい何が問題なのか」といった疑問の声も出された。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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