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中国のSNS・小紅書(RED)に4月30日、「助けて。日本の温泉旅館の部屋に勝手に入ってこられた」との投稿があり、物議を醸している。
中国のSNS・小紅書(RED)に4月30日、「助けて。日本の温泉旅館の部屋に勝手に入ってこられた」との投稿があり、物議を醸している。
伊豆の温泉旅館に彼氏と共に宿泊したという投稿者の女性は「ついさっき起きたこと。私たちはまだ心臓の鼓動が収まっていない」と緊迫した様子でつづった。女性らが入浴を終えて服を着替えたところで、部屋の入口の方で音がし、旅館の従業員が突然鍵を開けて、別の人物と一緒に部屋に入ってきたという。
女性らが話を聞くと、従業員と一緒にいた人物は女性らの前にその部屋に宿泊していた中国人客で、滞在中にネックレスをなくしたため探しに来たとのことだった。女性らはチェックインした後に部屋を一度代わっており、従業員間でその情報が共有されていなかったため、中に人がいるとは知らずに部屋に入ってきたということだった。
その後、女性は続報として警察に通報したことを報告。しかし、やってきた3人の警察官は逆に女性らの個人情報を確認した上、「部屋の中にご自分のものではない物品はありませんでしたか?」と繰り返し質問するばかりで、従業員が無断で部屋に入ってきたことについての納得のいく対応は得られなかったという。
また、女性らは国民生活センターの「訪日観光客消費者ホットライン」にも電話してみたものの、担当者は旅館側と謝罪についての話し合いを行っただけで、「賠償の求め方や金額に関するアドバイスは得られなかった」とのこと。
最終的に女性らはAI(人工知能)に相談した上で、宿泊料金の返金と、他の宿泊施設に移動・宿泊するための費用として5万円の賠償を要求。旅館側はこれを了承し、女性らはすぐに別の宿泊施設に移ったという。
女性はコメント欄で「日本へのフィルター(良いイメージ)が壊れた。少なくともプライバシー空間は保証してくれるものと思っていたけど。警察も国民生活センターも事を矮小化しようとしているように感じた」と失望した様子でつづっている。
中国のネットユーザーからは「怖すぎる」「明らかなホテル側のミスなのに」「日本ではこれはかなり深刻な問題になると思うんだけど」「日本の警察は役に立たないで有名」「ひどすぎる。グーグルマップに評価を書き込んだらいい」「入って来られたら支配人を呼び出して話をつけるべき。警察に通報してもあまり意味はない」「以前日光に行った時、まだチェックアウトしていないのに掃除のおばさんが入ってきてビックリしたことがあった」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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