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1日、台湾メディア・鏡週刊は、日本人の長寿を支えているある習慣について紹介する記事を掲載した。
2025年5月1日、台湾メディア・鏡週刊は、日本人の長寿を支えているある習慣について紹介する記事を掲載した。
記事は、日本が世界的に知られる長寿国であり、遺伝子や飲食習慣のほかに生活習慣も長生きの大きな秘訣になっていると紹介。減量専門医の蕭捷健(シアオ・ジエジエン)氏が、比較的温度の高い温泉に好んで入る習慣が日本人の健康を支えているとの見解を示したことを伝えている。
記事によると、蕭氏は41~42℃の温泉に10~15分間の短時間浸かることで、体の深部体温が緩やかに約38℃まで上昇して「ヒートショックプロテイン」と呼ばれる防御機構が活性化され、細胞損傷の修復や細胞の保護が進んで体の防御力が高まると説明。また、温泉による熱療法はウイルスや細菌の除去にも効果があるとした。
さらに、フィンランドのある研究によると、サウナを定期的に利用する人は心血管疾患のリスクが約50%、認知症のリスクも約66%低下することが分かっていると紹介し、日本人の温泉習慣にも同様のメリットがあるとの認識を示したほか、高齢者や心臓病、高血圧、糖尿病の患者、妊婦などサウナに適さない人たちにも温泉は有効であり、40℃未満の温泉を利用することで自律神経のバランスを整えられるとも解説した。
蕭氏は日本人が高い温度の温泉に浸かることについて「我慢しているのではなく、本当に心地よさを感じているのだ」と評している。(編集・翻訳/川尻)
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