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中国で風力・太陽光発電設備容量が初めて火力発電を上回った。
中国国家エネルギー局は25日、今年第1四半期(1~3月)の風力・太陽光発電新規設備容量は7433万キロワット(kW)で、累計14億8200万kWに達し、うち風力は5億3600万kW、太陽光は9億4600万kWで、合計で初めて火力を上回ったと発表した。風力・太陽光発電新規設備容量の持続的な急増により、将来的には火力を上回ることが常態化する可能性がある。科技日報が伝えた。
中国電力企業連合会は同日、「2025年第1四半期全国電力需給情勢分析予測報告書」を発表した。それによると、全国のすべての省(自治区・直轄市)の火力発電設備容量の割合が3月末現在でいずれも50%以下に低下し、電力業界のグリーン化・低炭素化が効果的に進められている。
発電設備容量の増加と同時に、電力網プロジェクトへの投資も急増している。同報告書によると、新エネルギーの大規模な系統接続、電力網のデジタル化・スマート化、超高圧などの大型プロジェクトの建設により、電力網の設備投資が急増している。第1四半期の電力網プロジェクトの実行ベース投資額は前年同期比24.8%増の計956億元(約1兆9120億円)で、うち電力網設備投資は同59.5%増。
同報告書によると、電力供給について、25年の全国の新規発電設備容量は4億5000万kWを上回り、うち新エネルギーは3億kW以上。25年末の全国の発電設備容量は同約14%増の38億kWを上回り、うち非化石エネルギーは約23億kWで総容量の60%以上を占める。石炭火力発電の割合は約3分の1まで低下する見込みだという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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