「最も美しい指名手配犯」と言われた女性、インフルエンサーになるも1カ月後にアカウント凍結される―中国

Record China    2025年4月28日(月) 13時0分

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27日、香港メディア・香港01は、かつて「最も美しい指名手配犯」と呼ばれその後服役した女性が、先ごろインフルエンサーとしてネット上で注目を集めたと報じた。

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2025年4月27日、香港メディア・香港01は、かつて「最も美しい指名手配犯」と呼ばれその後服役した女性が、先ごろインフルエンサーとしてネット上で注目を集めたと報じた。

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記事によると、この女性は2018年11月、バーの客引き行為など詐欺事件に関わっていたとして四川省綿陽市の警察当局から指名手配を受け、その容姿から「最も美しい指名手配犯」と話題になった。女性はほどなく逮捕されて実刑判決を受けて服役し、刑期満了で釈放されるとミルクティー店を開業。21年には詐欺撲滅の宣伝動画に出演したことで再び注目された。

そして、女性は先ごろSNS上に自身のアカウントを開設。アイコンは18年に指名手配された際の写真を用い、プロフィールには「18年の注目人物。今はすでに更正済み」と記入されていた。先月19日から12本のショート動画を発表しており、自身の経歴や、「刑務所で芸能人と同じ部屋だった」などの噂に対する回答といった内容だった。

また、今月25日に公開した最新動画では客引き詐欺の手法を紹介し、「棚からぼたもちが降ってくるなどと信じてはいけない」と呼び掛けていたほか、この1か月で「牢屋から出てきた女」「最も美しい客引き詐欺犯」などのテーマでライブ配信も行っており、フォロワー数は一時8000人を超えたという。


しかし、27日午後になって女性のアカウントは「コミュニティー自律公約」に反しているとの理由で凍結されてしまった。現地メディアがプラットフォームに問い合わせたところ「具体的な状況はわからない」とのコメントのみ返ってきたとのことだ。

記事は、「最も美しい指名手配犯」による動画配信についてネットユーザーの反応が分かれていると紹介。「これは被害者に対する二重の傷害であり、社会道徳に対する侮辱でもある。ミルクティーを売るならまだしも、過去を売り物にするのは受け入れがたい」「話題作りに使うべきではない。普通に才能を見せるなら何も問題はないが、犯罪歴を誇るようなやり方には悪影響の懸念がある」という指摘が見られる一方で、「彼女は刑期を終えたのだから、配信者になるのは正当な権利だ」「改心した者は宝物にも勝る」と擁護する声もあったと伝えている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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