米国の特定国の外交官へのビザ発給拒否は国際法上の義務違反―中国

CRI online    2025年4月27日(日) 9時10分

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耿爽国連次席大使は25日、国連ホスト国関係委員会会議で「米国は特定国の外交官を対象にビザの発給拒否や渡航の自由を制限し、関係国の国連業務参加に深刻な影響を及ぼしている」と述べ、米国に義務履行を促した。

中国の耿爽国連次席大使は現地時間25日、ニューヨークの国連本部で開かれた国連ホスト国関係委員会会議で発言し、「米国はここしばらく、特定の国の外交官を対象に頻繁にビザの発給拒否や渡航の自由を制限し、関係国が国連の業務に正常かつ効果的に参加することに深刻な影響を及ぼしている」と述べ、米国にホスト国としての義務を積極的に履行するよう促しました。

耿次席大使は、「ビザの取得と渡航の自由は、各国の国連代表団に常駐する外交官の当然の権利である」として、「この権利を保障することは、米国が国連のホスト国として果たすべき国際的義務であると同時に、米国が『国連本部協定』に署名していることによる法律的責務でもある」と強調しました。

また、「中国はこの会議に出席している多くの国と共に、米国に『外交関係に関するウィーン条約』『国連の特権および免除に関する条約』『国連本部協定』などの法律文書の原則と精神を厳守すること、ホスト国としての義務を積極的に履行し、加盟国の合理的要求を重視し、各国の常駐団とその人員の安全、職責の履行、尊厳を確実に保障するよう促す」と述べました。(提供/CRI

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