ミャンマーの詐欺、中国人容疑者920人余りを中国側へ=これまでに5万5000人以上逮捕―中国メディア

Record ASEAN    2025年4月24日(木) 12時0分

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23日、新京報は、越境ネットワーク詐欺犯罪が多発しているミャンマーで、逮捕された中国人容疑者920人余りの身柄が中国側に引き渡されたと報じた。

2025年4月23日、中国メディアの新京報は、越境ネットワーク詐欺犯罪が多発しているミャンマーで、逮捕された中国人容疑者920人余りの身柄が中国側に引き渡されたと報じた。

記事は、中国公安部がネットワーク詐欺犯罪をめぐりミャンマーとの間で取り締まり協力を強化する中、ミャンマー当局が同国シャン州南部のタンヤンやモンシューなどで中国人の詐欺犯罪容疑者920人余りを逮捕し、雲南省シーサンパンナの打洛(ダーロー)出入国管理所を通じて中国側に引き渡されたと紹介した。

そして、ミャンマー北部における中国人関与の電信詐欺犯罪を対象とした特別対策が進む中、両国の取り締まり協力によってこれまでに中国国籍の詐欺容疑者5万5000人以上を逮捕し、ミャンマー北部の詐欺犯罪集団は甚大な打撃を受けていたとする一方、一部の詐欺関係者が奥地に移動して潜伏し、新たな拠点を築いて再び中国国民を標的とした越境詐欺犯罪を継続していたと解説。そこでミャンマー当局が3月下旬より複数回にわたり集中的な取り締まりを行い、潜伏していた中国人容疑者を次々逮捕するとともに、パソコンや携帯電話、銀行カード、詐欺マニュアルなど犯行に用いたと見られる多数の物品を押収するに至ったと伝えた。

記事は、今回の身柄引き渡しが両国によるネット詐欺取り締まり協力の新たな成果だとした上で、中国公安部の関係者が「今後も連携を強化し、容疑者を徹底的に追跡・摘発し、詐欺拠点を根絶し、犯罪者を厳しく処罰していく。海外は法の及ばない場所ではない。甘い見通しを捨てて、一刻も早く帰国し、自首して寛大な処分を求めるべきだ」と強く警告したことを伝えている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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