国際金価格が先ごろから、しばしば高値を更新しています。米国の関税乱用政策は世界の貿易と金融秩序の安定に衝撃を与えており、米東部現地時間21日、リスク回避のため一部の資金が引き続き金市場に投入され、国際金価格は一時1オンス当たり3442．3ドルまで急騰し、取引時間内で史上最高値を記録しました。ニューヨーク商品取引所の金先物価格は目下、1オンス当たり3436．5ドルで取引されています。

中国の多くのブランドジュエリーショップの純金アクセサリー価格は22日、1グラム当たり1040元（約2万75円）に迫っています。うち、香港などを拠点にする大手ジュエリーショップ周大福（チョウ・タイフック）の純金アクセサリー価格は1グラム当たり1039元（約2万55円）で、同じく香港などに拠点を置く大手ジュエリーショップ周生生（チョウ・サンサン）は1グラム当たり1034元（約1万9959円）です。

上海金取引所は21日、投資者に向け「最近の市場リスク管理継続に関する通知」を発表しました。通知は、最近の貴金属価格の急激な変動に言及し、会員企業に対してリスク防止意識の強化やリスク応急対策の整備を通じて市場の安定運営を維持するよう注意喚起しました。同時に、投資家に対して、リスク管理の徹底や手持ち資金に対する株やファンドへの投資額の割合を合理的にコントロールして、理性的に投資するよう呼び掛けました。（提供/CRI）