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台湾メディアの東森新聞は22日、台湾南部の高雄市で日本人男性らが営むおにぎり店が物件の貸主とトラブルになった問題について、貸主の女性が感情のコントロールを失っていたと謝罪したことを伝えた。
台湾メディアの東森新聞は22日、台湾南部の高雄市で日本人男性らが営むおにぎり店が物件の貸主とトラブルになった問題について、貸主の女性が感情のコントロールを失っていたと謝罪したことを伝えた。
同市鼓山区にある同店は日本人の夫と台湾人の妻が夫婦で営む人気店だが、このほど貸主の女性と物件の使用方法を巡りトラブルになり、女性が同店の植木鉢を破壊して警察が出動する騒ぎになった。
東森新聞のインタビューに応じた貸主の邵(シャオ)さんは、店の植木鉢を破壊した自身の行為について「本当に良くないことだったと思う」とし、夫婦に対して「心から深くおわび申し上げます」と謝罪の言葉を口にした。
邵さんはこの日の騒動について、市政府から「騎楼(アーケード)部分での営業はできない」との通達を受け、改善前と改善後の写真を撮影しようとしたところ、夫婦と口論になったと説明。「2人が私を追いかけてきて『肖像権がある、勝手に撮らないでくれ』と言ってきた」とし、当時は双方ともに感情が高ぶっており、自分も感情のコントロールができなかったと謝罪した。
一方で、「貸主が賃料を一方的に引き上げたことがトラブルの発端」と一部で報じられたことについては「事実無根」と否定した。邵さんは「そんなことはないのに、まるで本当のことのように言われていて。私のことを知っている人なら分かってくれるけど、知らない人には『悪徳大家』と思われてしまう」と悔しさをにじませたという。
騒動を巡っては、台湾のSNSで邵さんに対する批判の声が上がる一方、夫婦には高雄捷運(メトロ)公司(会社)が新しい出店場所を案内したり、市民や立法委員らが店に買い物に訪れたりするなど、支援の動きが広がっている。(翻訳・編集/北田)
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