中国メディアの南方都市報によると、2日連続で異なる自動車販売店の試乗車を他の車両などに故意にぶつけるなどし、合わせて約80万元（約1600万円）の損失を引き起こした南京市の男に、裁判所から懲役4年8月の判決が言い渡された。

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男はアウディの販売店で試乗車を他の車両3台とブースにぶつけ、翌日にはメルセデス・ベンツの販売店で試乗車を他の車両2台にぶつけた。

男は警察の調べに対し、故意にぶつけたことを認めた上で、「銀行から借金の返済を迫られていたため、事故を起こして自動車販売店が自分を雇わざるを得ないようにし、給料で借金を返済しようと思っていた」などと供述してるという。

検察は男の行為が騒動挑発罪に該当すると判断した。保険会社が保険金の支払いを拒絶したため、男は損失全額を賠償しなければならない。（翻訳・編集/柳川）