動物園で遊覧馬車を引いていた馬が突然死、「虐待だ!」と怒りの声―中国

Record China    2014年10月4日(土) 21時43分

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2日、深センの野生動物園で観光客を乗せた遊覧馬車を引いていた馬が突然倒れ、まもなく息を引き取った。資料写真。

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2014年10月2日、国慶節(建国記念日)の大型連休でにぎわう中国広東省深セン市の野生動物園で、観光客数人を乗せた遊覧馬車を引いていた馬1頭が路上で突然倒れ、そのまま息を引き取った。3日付で南方都市報が伝えた。

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目撃者は、「死んだ馬はあばら骨が浮き出るほど痩せており、エサをろくに食べさせてもらっていなかったんだろう」と話す。動物園の警備スタッフも「毎日毎日、この馬は重い馬車を引いて広い園内を何周もしていた。疲れ果てていたはずだ」と同情的だ。

この馬の飼い主は動物園ではなく、動物園と契約した個人事業主だ。ガイド付きの馬車で動物園を1周する料金は平日500元(約9000円)、祝祭日600元(約1万700円)と高額だが、利用客は多いという。動物園側は馬の死因を「心不全」と説明。「過労とは無関係だ」と話している。

この報道に全国から怒りのコメントが殺到。「あんなに痩せ細るまで働かせるなんて動物虐待だろ!」「動物園は見て見ぬふりだったのか!」「過労と心臓病が無関係なんて、誰が信じるもんか」と、動物園の責任を問うものがほとんどだった。(翻訳・編集/本郷)

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