中国で今月開催されたハーフマラソンの大会で、コースの距離が規定の21．0975キロメートルをオーバーしていたことが明らかになった。

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この大会は江蘇省・江陰市で13日開催された江陰ハーフマラソン。中国メディアによると、ネット上には複数のランナーから「最後の1キロは明らかに加速したのにかかった時間は長かった」「次の日に確認しに行ったら20キロ地点からゴールまで1．36キロあった」など距離についていぶかる声が寄せられた。中には「一部のペースメーカーは時間通りにゴールできていない」との指摘もあったという。

大会組織委員会は15日に受けた取材に「中国陸上競技連盟がコースの計測を行った」と答えて、この問題について連盟側とやり取りしているところだと説明。一方、連盟はこの日発表した文書で「コースの距離について調査したところ、ランナーの報告と基本的に一致していると暫定的に判断した」とし、組織委員会と共に原因究明に取り組む考えを示した。（翻訳・編集/野谷）