マレーシアのアンワル首相が14日、習近平国家主席のマレーシア訪問を前に、首相府で中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の独占インタビューに応じました。

アンワル首相は中国とマレーシアの関係発展を高く評価し、「今回の訪問は両国関係が新たな高みに到達する重要な節目である。両国は文化的背景や国家ガバナンスの理念に共通点が多く、科学技術をはじめとする様々な分野で幅広い協力の可能性がある」と強調しました。

アンワル首相はまた、「習主席の文化と文明に関する理念に深く共感している」と示し、「習主席は深いヒューマニズムの精神を持つ指導者である。世界は文明の対話と相互学習を必要とし、分断を乗り越えてこそ共通の繁栄が実現できる」と語りました。

また、CMGとマレーシアの衛星放送局アストロが共同制作する番組『アジアの視点』にも言及し、「中国とマレーシアの関係を深める上で大きな意義がある」と評価しました。2020年から放送されている同番組は鋭い視点と質の高いゲストで、マレー語の時事トーク番組として国内で最も高い視聴率を誇ります。アンワル首相のインタビューは16日夜、アストロのニュースチャンネルであるアストロ・アワニで放送される予定です。（提供/CRI）