台湾メディアの中時新聞網は14日、日本旅行に行く際の形として、個人旅行とツアー旅行のどちらが良いかについて、台湾のSNS上で議論が繰り広げられたことを伝えた。

記事は「日本は距離が近く、コストパフォーマンスが高いため、多くの台湾人にとって海外旅行のファーストチョイスになっており、近年では特に日本への個人旅行が人気だ」とした上で、台湾のネット掲示板PTTのある投稿を取り上げた。

投稿者は「日本旅行で、ツアー旅行は個人旅行に劣るのか？」と題する文章で、「みんな個人旅行の方が圧倒的に良いと言うけど、少し前に家族と日本へのツアー旅行に参加したら、ホテルも食事もなかなか良くて、観光バスで目的地まで連れて行ってくれるからずっと歩き続ける必要もなかった」と投稿。「友人と個人旅行に行った時の費用と比べても、ツアーの方が特段高いわけではなく、下調べ不要ですべてガイドに任せられるので、年配の家族も楽しく過ごせた」とツアー旅行の利点を述べた。

これには多くのユーザーが賛同したといい、「個人旅行で一度行ってからはツアー旅行が良いと思うようになった」「高齢者がいるならツアー旅行の方が楽。高齢だと1日に2万歩も歩けない」「個人旅行にしたからといって、それほど費用を抑えられるわけじゃないしね」「日本語が話せないならツアー旅行が無難」「個人旅行の唯一の利点は、滞在時間を自分で決められることくらい」「ツアー旅行は快適。個人旅行は疲れる」「社畜は海外旅行では何も考えずに遊びたい。それでこそ休暇。ツアー旅行の圧勝」「事前にあれこれ調べなくていいのは楽」といったコメントが寄せられた。

一方で、「（行き先が）日本なら日程を立てるのも難しくないだろう。こんなことも面倒くさがるとは」「個人旅行なら、疲れたら好きなだけ昼寝できるぞ。ツアーだと疲れても付いていかなきゃいけない」「誰かの時間に合わせる必要がないから、個人旅行の方が好き」など、個人旅行の方が良いというユーザーも見られたという。（翻訳・編集/北田）