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13日、紅星新聞は、昨年7月に湖北省で起きた電動バイクのバッテリー火災で全身大やけどを負った男子大学生が、事故後初めてメディアに自らの声を発したと報じた。
2025年4月13日、中国メディアの紅星新聞は、昨年7月に湖北省で起きた電動バイクのバッテリー火災で全身大やけどを負った男子大学生が、事故後初めてメディアに自らの声を発したと報じた。
湖北省武漢市で昨年7月9日、大学3年生の杜均浩(ドゥ・ジュンハオ)さんが全身90%以上にやけどを負う重傷を負った。杜さんは同級生とともに学外の部屋を借りてアルバイトをして生活しており、同級生が部屋で充電していた電動バイクのリチウム電池が突然出火して火災に巻き込まれた。
杜さんは左足の一部と頭頂部を除く全身の90%以上をやけどする重傷を負い、奇跡的に一命をとりとめたが、複数の手術費用をはじめとする莫大(ばくだい)な治療代がのしかかり、家計を大きく圧迫した。同級生の家族は賠償金を支払える経済状況になく、杜さんの両親が寄付を呼びかけるとともに、関係機関に手術費用の支払い猶予を求めるなどしてなんとか費用を工面してきたという。
紅星新聞は13日、事故から277日が経過した12日に杜さんが初めて自らの声を公に向けて発信したと紹介。「あなたたちは、あちこちでお金を工面したり、私に皮膚を提供してくれた時に疲れた顔や痛そうな様子を見せたりした両親を見たことがないだろう。一晩であまりにもいろいろなことが変わってしまった」と語り、治療のための手術が続く中で心身ともに辛い日々を送る心境を打ち明けたほか、同級生に対して「許すことはできない」と憤りをみせたことを伝えた。
この件について、中国のネットユーザーは「やけどの痛みは到底耐えられないものなのだから、許す必要なんてない」「動画に映る全身包帯姿を見るととても辛い」「これからの人生も苦難の連続なのではないかと心配になる」「同級生はその後どうなったんだよ」「自分だったら一生同級生を恨み続ける」といった感想を残しており、特に「許す必要なんてない」というコメントが目立った。(編集・翻訳/川尻)
— 中国動画 (@RC00547555) April 14, 2025
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