拡大
雲南省で新種の恐竜「金沙江元謀盗竜」が発見されました。
雲南省楚雄イ族自治州元謀県は9日、国際的な査読付き科学ジャーナル「PeerJ」のサイトに、論文「中国雲南で発見されたジュラ紀中期メソスピノサウルス科の新種の獣脚類恐竜」が掲載されたことを明らかにしました。この論文は中国科学院古脊椎動物・古人類研究所や楚雄イ族自治州博物館など複数の研究機関の研究者が最新研究成果をまとめたもので、新種の恐竜は「金沙江元謀盗竜」と命名されました。
楚雄イ族自治州博物館の研究者は2006年、同自治州元謀県姜驛郷で元謀盗竜の化石標本を発見しました。この化石はジュラ紀中期の張河グループの地層から出土し、ほぼ完璧な頭骨と下顎骨、頸椎(けいつい)10個と第1背椎を含む11個の連結した前部脊椎が含まれています。
研究者は比較的完全な頭蓋骨、完全な頸椎骨と最前部の背椎に基づいて、メソスピノサウルス科の新しい属と種、すなわち金沙江元謀盗竜を確立しました。
金沙江元謀盗竜は、ジュラ紀後期に生息していたその他のメソスピノサウルス科恐竜と異なり、ジュラ紀中期に生息しており、中国のジュラ紀中期の特殊竜類の中で最も完全な頭骨を持っています。またシステム解析によると、金沙江元謀盗竜は最も原始的なメトリアカントサウルス類に属する恐竜であり、どう猛な肉食恐竜です。今回のシステム解析では、草食恐竜オルニトポダの姉妹グループであり、獣脚類恐竜のメンバーではないピアトニツキサウルス科の系統的位置も復元されました。(提供/CRI)
Record China
2025/4/10
Record China
2025/4/9
Record Korea
2025/4/9
Record China
2025/4/9
Record Korea
2025/4/9
Record China
2025/4/9
ピックアップ
この記事のコメントを見る