ブラジル出身のサッカー選手で2019年に中国国籍を取得した元中国代表FWエウケソン（35）が10日までに自身のSNSを更新し、現役引退を正式表明した。

エウケソンは、微博（ウェイボー）には中国語で、インスタグラムにはポルトガル語で「今日、感動と感謝の気持ちを心に抱きつつ、私は私の人生で最も素晴らしい旅の一つである私のサッカーキャリアを終えることを発表します。この瞬間は、私がとても愛しているスポーツとの別れではなく、挑戦とチャンスに満ちた新しいフェーズへの移行です」と記した。

また「いつも無条件で支えてくれた家族、導いてくれたコーチ、兄弟になったチームメート、もちろんファンも。愛とエネルギーで私にいつも頑張ろうという刺激をくれたね。この物語に参加してくれたみんな、本当にありがとう」と感謝の気持ちも伝えた。

中国スポーツメディアの直播吧は、中国代表として19試合に出場したエウケソンの引退表明に触れた上で、中国人の血を引いていない非血縁帰化選手の「初代」4人のうち他の3人について、ブラジル出身で中国代表として5試合に出場したアロイージオ（36）は昨年引退し、ブラジル出身で中国代表として14試合に出場したアラン（35）とブラジル出身で中国代表として7試合に出場したフェルナンジーニョ（32）は今、所属クラブがなく「失業状態だ」と伝えた。（翻訳・編集/柳川）