香港メディアの香港01は8日、日本の高速道路上で寝そべって記念撮影をした中国人観光客の女性の行為は法に触れる可能性があると報じた。

記事は、今月5日、中央自動車道下り線の小仏トンネル付近で観光バス同士の追突事故が発生したことによる渋滞が起きる中、中国人観光客の女性がなんと高速道路上に出て車道に寝そべって写真を撮るという行為に及び、物議を醸していると説明。日本の報道やSNS上の情報を基に、女性の行為は道路交通法第76条に違反し、最大5万円の罰金が科される可能性があると伝えた。

当事者の女性は中国のSNS・小紅書（RED）に高速道路上に寝そべる写真を自らアップし、「もともと登るはずだった山に登れなくなった。高速道路が数時間も渋滞している。幸い、車内の人はみんなリラックスしていて文句は全く言っていない。逆に、みんな高速道路の真ん中で写真を撮影し始めた」などと投稿した。批判の声が殺到したためか、この投稿は後に削除されたという。

しかし、小紅書ではこの出来事を複数のアカウントが転載して紹介しており、ネットユーザーからは「どうかしてる」「本当に恥ずかしい」「わざわざ写真を撮るって、渋滞がそんなに珍しいのか？」「この写真の（2車線の）中央部が広く空けられているのは緊急車両を通すためではないか？。もしそうなら、そんなところに出て行って寝そべっるって…」「（日本は）強制送還するべき」といった声が上がった。

また、「有名になってライブコマースで稼ぐパターンか？」「どういうことをしても、たとえ悪いことで有名になったとしても、トラフィック（アクセス数）が第一という中国のネットの現状を示している」「彼女は日本の渋滞は国内とは違うことを知らなかったのでは？（日本では）渋滞といっても少しずつ動いていて、完全に動かない状態ではない」といった声も。

中国では春節（旧正月）の帰省ラッシュなどで高速道路が大渋滞すると、車から降りて路上に椅子を出してくつろいだり、バドミントンなどのスポーツをして時間をつぶしたりする光景が見られることもある。（翻訳・編集/北田）

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— 保守速報 (@hoshusokuhou) April 6, 2025