ミャンマーでM7.9の地震、中国雲南省で2人が軽傷

CRI online    2025年3月28日(金) 23時50分

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ミャンマーでM7.9の地震が発生し、中国雲南省では2人が軽傷を負いました。

中国地震台ネットワークは北京時間28日午後2時20分ごろ、ミャンマー国内の北緯21.85度、東経95.95度付近でマグニチュード(M)7.9の地震が起きたことを観測しました。震源の深さは30キロでした。震央(震源地から真上の地表)から中国までは最短で294キロで、中国南西部の雲南省瑞麗市政府所在地から震央までの距離は310キロ離でした。雲南省の西双版納(シーサンパンナ)、麗江、大理の各地では強い揺れを感じました。また、タイ北部のチェンマイ、メーホンソンなど各地でも強い揺れを感じ、メーホンソンの一部景勝地では建物倒壊などの被害が出ました。また、震源地付近で北京時間午後2時32分ごろにマグニチュード6.4の余震が発生しました。

瑞麗市では社会の秩序がほぼ保たれ、交通や通信は正常です。ただし、市中心部の財富広場では壁の一部が脱落して落下したために、2人が軽傷を負いました。2人は病院に運ばれ、手当てを受ました。今のところ、それ以外の死傷者情報はありません。また地震により老朽化した家屋の多くに被害が出たために、調査を進めているとのことです。

雲南省応急管理庁が地震発生を受けてただちに対策を手配したことで、雲南省地震予防災害救助指揮本部と雲南省災害予防対策委員会が作業に取り組んでいます。雲南省応急管理庁は作業チームを現場に派遣し、救援に当たっています。

中国地震台ネットワークの専門家によれば、地震が発生したのはミャンマー弧で、ヒマラヤ造山帯の東部構造にあるため地殻の変形が強くて地震活動が活発で、一連の南北方向の構造と断層が存在するヒマラヤ地震帯の地震最多発地域です。

1900年から現在までに、今回の地震の震源から300キロの範囲内でマグニチュード7以上の大きさの地震は10回発生しました。最も強かった地震は1921年5月23日にミャンマー国内で発生したマグニチュード8.0の地震でした。(提供/CRI

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