Record China 2014年10月3日(金) 15時28分
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2日、香港のトップを決める行政長官選挙の改革をめぐり、中国側が決めた「普通選挙」の仕組みに反発する民主派の占拠デモで、中国の建国記念日「国慶節」の大型連休で香港を訪れる中国人客が激減している。写真はデモ参加者。Hong Kong In-media提供。
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2014年10月2日、香港紙・文匯報によると、香港のトップを決める行政長官選挙の改革をめぐり、中国側が決めた「普通選挙」の仕組みに反発する民主派の占拠デモで、中国の建国記念日「国慶節」の大型連休で香港を訪れる中国人客が激減している。
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香港では本来、国慶節の大型連休は1年を通じて有数のかき入れ時だ。しかし、中国人が多く訪れる旺角、銅鑼湾など中心部の代表的な観光、ショッピングエリアに占拠デモが拡大。中国政府がデモの影響を懸念し、中国人の香港渡航制限を強化したことも追い打ちとなり、中国人客が激減。化粧品店やレストラン、商店やホテルなどが大きな打撃を受けている。
また、中華料理に欠かせない高級海産食材、フカヒレやナマコなどの乾物を扱う上環の問屋街も中国人客の姿はまばら。国慶節の時期は客の8割が中国本土からの旅行者というが、今年は1日店を開けていても1人も来ない状態という。九龍半島側の観光エリア尖沙咀の宝石店も本土客が消え、売り上げも客数も4割近く減ったという。さらに、ある5つ星ホテルは、国慶節を祝う花火の打ち上げが中止されたことで「1晩の損失は50万〜60万香港ドル(約700万〜840万円)に達した」と嘆いている。(翻訳・編集/AA)
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