仏食品大手・ダノンのCEO「中国経済を信頼しているからこそ継続的に投資」

人民網日本語版    2025年3月28日(金) 11時30分

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仏食品大手・ダノンのアントワーヌ・ド・サンタフリークCEOは人民網の独占インタビューに対して、中国経済の発展に対する強い確信を重ねて表明した。

北京で23日に開催された中国発展ハイレベルフォーラム2025年次総会に参加した仏食品大手・ダノンのアントワーヌ・ド・サンタフリーク最高経営責任者(CEO)は人民網の独占インタビューに対して、中国経済の発展に対する強い確信を重ねて表明したほか、ダノンは今後、中国においてイノベーション主導の投資を行う計画であることを明らかにした。人民網が伝えた。

中国経済について、サンタフリークCEOは、「中国経済は持続的、かつ安定して成長しており、リスペクトしている。巨大な経済規模をベースに、5%というGDP成長率がもたらす年間成長幅は素晴らしい」と高く評価。その成長率の高さが特に印象深かったようで、「成長率が5%ということは、中国は、欧州諸国の経済規模に相当する成長幅を毎年実現しているということだ」と語った。

そして、「中国の人工知能(AI)を含む分野の革新的応用は当社にたくさんの啓発を与えている。当社は現在、中国の先端イノベーションをベースに、業界全体の発展をけん引している」とし、ダノンの今後の中国における投資計画について、「上海にオープン科学研究センターを設置している。当社は、中国における科学研究投資をさらに拡大し、全く新しい研究開発センターを建設し、中国だけでなく、さらに幅広い市場にサービスを提供する計画」と明らかにした。また、「当社は今後、中国における生産規模を引き続き拡大し、中国を当社の医学・栄養関連のハイエンド商品の輸出拠点としたい」とした。

さらに、「継続的な投資は、中国経済を完全に信頼している一番の証拠。当社は研究開発やイノベーションに投資するだけでなく、生産拠点の建設も強化する。中国市場だけでなく、世界の市場にこうした投資の益が及ぶだろう」との見方を示した。

中国の最新の「2025年外資安定化行動計画」について、サンタフリークCEOは、「消費を刺激し、開放を拡大する全ての政策と措置に心を奮い立たせられる。当社のような多国籍企業の発展にとって優れた材料となるだけでなく、共同繁栄の促進をバックアップし、世界の発展をサポートするだろう」と強調した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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