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2025年3月27日、頭条新聞は、約11年前のスキー事故によって脳に損傷を受けた元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ氏の近況について紹介する記事を掲載した。
2025年3月27日、中国メディアの頭条新聞は、約11年前のスキー事故によって脳に損傷を受けた元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ氏(ドイツ)の近況について紹介する記事を掲載した。
記事は、あるドイツ人記者がこのほどメディア上で「最近、シューマッハ氏本人を見た」と明かしたことを紹介。同記者がシューマッハ氏について「非常に悲しい状況だ。彼は介護が必要であり、完全に介護者に依存して生活している。もはや言語で自らを表現することはできず、アイコンタクトでしか意思疎通できなくなっている」と述べたことを伝えた。
また、同記者の情報として、シューマッハ氏の体は非常に衰弱している上に硬直しており、このような状態で長年過ごしてきたことから「彼はもう二度とベッドから出られないかもしれない」とした。
シューマッハ氏は1969年1月生まれの56歳。91年にF1デビューし、2006年に一度引退するも、10年に復帰して12年に再度引退した。F1ドライバーとしてドイツ人で初めて年間チャンピオン(ドライバーズチャンピオン)を獲得し、グランプリ優勝回数91回は20年にルイス・ハミルトンが抜くまで史上最多だった。また、ドライバーズチャンピオン獲得7回は現在もハミルトンと並んで歴代1位となっている。
引退後の13年12月、息子とフランスのスキー場で滑走中に転倒して頭を岩に強打。一命は取り留めたものの重度の脳損傷を負い、その後は公の場から姿を消している。記事は「現在56歳の『車王』が再び公の場に姿を見せることは永遠にない可能性が高い」と結んでいる。
この件について、中国のネットユーザーは「一時代を築いたキングがこんなことになってしまうなんて、あまりにも残念」「あれからもう11年が経ったのか」「F1は危険な競技だけど、まさかF1ではなくスキーで事故に遭うとは」「事故に遭った40代なんて、一番いい年齢の時期じゃないか」「このような生活しかできないのは苦痛だろうな」「家族も長い間、本人をしっかり支え続けている」「人生の運命なんて本当に予測ができない」「健康こそが一番大事」といった感想を残している。衝撃的な事故からすでに10年以上が経つという時の流れの速さを感じたユーザーが多いようだ。(編集・翻訳/川尻)
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