中国の景勝地で外骨格アシストスーツや犬型ロボットが活躍

人民網日本語版    2025年3月28日(金) 13時30分

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中国の景勝地で外骨格アシストスーツや犬型ロボットが活躍している。

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広東省の深セン野生動物園で70代の来園者・邵沢仁(シャオ・ザーレン)さんが歩行用外骨格アシストスーツを装着して坂を上っていた。そして、歩きながら、物珍しそうに見ている他の来園者に「これを装着して歩くと、とても楽」と話していた。中国新聞網が伝えた。

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歩行用外骨格アシストスーツの導入範囲が徐々に拡大し、多くの景勝地で積極的に導入されている。


山東省の泰山に行くと、腰や膝にハイテクな登山アシストスーツを装着して階段を上る観光客をよく見かける。その足取りは軽くて、力強く、楽々と他の登山者を追い越している。

このタイプのアシストスーツは、主に腰に装着するコントロールデバイスと、両足に装着する外骨格から構成されている。腰部分にあるボタンを押すことで、出力を数段階切り替えることができる。アシストスーツの重さは約2キロで、リュックを背負っているほどの感覚で、それほど重いとは感じない。

深セン野生動物園・企画部の劉輝(リウ・フイ)経理アシスタントによると、無料で体験できる歩行用外骨格アシストスーツを導入してすでに1カ月以上となり、来園者数百人が利用してきたという。

その外骨骼アシストスーツを研究開発している企業は深セン市肯綮科技で、景勝地で導入されている関連デバイスの多くは同社の製品だ。同企業の楊工(ヤン・ゴン)最高製品責任者(CPO)は、「関連のアシストスーツはすでに量産が始まっている。中国各地の景勝地100カ所以上で導入される予定で、実際のテスト段階に入っている景勝地も数十カ所ある」とした。

歩行用外骨格アシストスーツのほか、中国各地の景勝地では最近、犬型ロボットが物資を運んだり、ドローンがデリバリーを配送したり、ガイドロボットが観光地を案内したりと活躍し、観光客にさまざまなサービスを提供している。

泰山智慧文旅科技集団の王厚哲(ワン・ホウジャー)総経理は、「泰山景勝地ではこれまで、人間が主に荷物を運んでいたが、地形がハードルとなって効率が悪かった。でも、犬型ロボットが導入されて以来、その状況が大幅に改善された。犬型ロボットが複雑な地形の場所も走行して、物資を各場所に届け、旅客のニーズを満たしている。今後、ロボットが泰山の輸送や救援、清掃などもっと多くの作業を担うようになるだろう」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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