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中国が独自開発した初の重貨物鉄道向けスマート配車システムが22日、中国北部山西省忻州市と河北省滄州市を結ぶ朔黄鉄道の黄驊港駅で本格稼働を開始しました。
中国国家エネルギー集団によりますと、中国が独自開発した初の重貨物鉄道向けスマート配車システムが22日、中国北部山西省忻州市と河北省滄州市を結ぶ朔黄鉄道の黄驊港駅で本格稼働を開始しました。これにより中国の重貨物鉄道スマート管理水準が向上し、同駅が中国初のスマート重貨物鉄道駅として発展する基盤が整いました。
朔黄鉄道は中国の複線電化重貨物輸送路線で、黄驊港駅は西部の石炭を東部や南部へ運ぶ重要拠点である黄驊港と直結しており、中国最大の海港に位置する石炭輸送駅です。同駅は年間2億1700万トンの石炭取扱量を誇り、約1億世帯分の年間電力需要を満たすことができます。1日平均160本の列車と1万台を超える石炭車両が荷下ろしと編成作業を実施しています。
新システムはスマート画像認識、スマートセンシング技術、モノのインターネット(IoT)、5G通信、人工知能(AI)を港湾作業特性に最適化し、スマート配車制御、配車自動運転、5GスマートAIクラウド防護・意思決定支援機能を備えた完全な技術システムを構築しています。この結果、デジタル化と自動化が推進され、同駅の作業効率が大いに向上しました。
稼働後のデータでは、配車計画の自動作成率は85%に達し、スマート配置率は95%を超え、自動化率は99%を達成しました。年間輸送能力は従来比で1056万トン増加し、国内重貨物輸送の新たな基準を確立しました。(提供/CRI)
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