山東省で1億トン級のシェールオイルを確認―中国

CRI online    2025年3月27日(木) 11時30分

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中国石油化工集団は勝利油田の山東省勝利済陽シェールオイル国家級モデルエリアの新興油田で1億4000万トン以上のシェールオイルを発見しました。

中国石油化工集団(シノペック)は勝利油田の山東省勝利済陽シェールオイル国家級モデルエリアの新興油田で1億4000万トン以上のシェールオイルを発見しました。これは1月に自然資源部が中国初の「シェール層系石油埋蔵量推定規範」を発表後に初めて認定された埋蔵量となります。

勝利油田の研究チームは、自主知的財産権を持つシェールオイルの探査と開発の理論と技術体系を構築し、済陽エリアのシェールオイルの探査開発で重要な進展を遂げました。中でも豊頁1HF井は累計生産量6万1500トンを達成し、国内最高記録を樹立しました。2022年8月に済陽シェールオイル国家モデルエリアが設立され、24年には生産量が50万トンに達し、累計生産量は100万トンを突破しました。

中国科学院の賈承造院士は、勝利油田がガスとオイルの比率の低いシェールオイルの探査と効果的な開発を実現したことは重要な意義を持ち、今回の1億トン級のシェールオイル埋蔵量の認定は中国の石油とガスの探査開発の新たな分野を切り開き、エネルギー安全保障に重要な意味があると評価しています。

シノペックは今後、勝利油田の探査開発プロジェクトの一体化評価配置を継続的に推進し、年間でさらに8000万トンの確認埋蔵量と70万トンの追加生産を行い、シェールオイルの大規模かつ効率的な開発を目指すとしています。(提供/CRI

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