代理出産が低年齢化、17歳の少女が代理母に―中国

Record China    2025年3月25日(火) 23時40分

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中国メディアの新黄河は24日、子どもの誘拐・売買問題に取り組むボランティアが「17歳の少女が代理母になったケースがある」との情報を発信したことを伝えた。資料写真。

中国メディアの新黄河は24日、子どもの誘拐・売買問題に取り組むボランティアが「17歳の少女が代理母になったケースがある」との情報を発信して当局などに重視を求めたことを伝えた。

中国で代理出産は禁止されているが、同ボランティアの「上官正義」氏によると広東省中山市で今年2月、少数民族のイ族の少女(17)が代理母として双子を出産した。依頼主の男性(50)は代理出産を請け負う同省広州市内の会社に合わせて90万元(約1860万円)余りを支払ったという。男性は代理母が未成年ということについては知らなかったそうだ。

訴えの中で上官正義氏は「ここ数年、イ族の女性が代理出産に従事する割合は非常に高く、さらに未成年者にまで広がっている」と説明し、「こうした問題は重視されなければならず、法律懲戒メカニズムの整備が遅れれば新たな社会問題になる」と強調。また、「未成年の少女を利用して代理出産に従事させることは法律、倫理、道徳に背く行為であり厳罰に処されるべきだ」と述べるとともに、広く女性に向けて「代理出産とは距離を起き、抵抗してほしい」と呼び掛けた。

これに中国のネットユーザーは続々と反応を示し、コメント欄には「何ということだ」「妊娠の大変さを知っている母親として、また少女と同じ年頃の娘を持つ身としてすごく胸が痛んだ。徹底的にこの問題を調べてほしい」という声や「氷山の一角」「法律と人間性を完全に無視している。厳罰を求める」などの声が相次いで寄せられた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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