中国西部の重慶と南東部の福建省アモイを結ぶ新設の「重慶-アモイ高速鉄道」重慶東-黔江区間で22日、最高試験速度レベルでの試験運転が実施されました。試験列車は時速385キロの試験目標速度を順調に達成し、予定通りの開通に向けて、堅固な基盤を築きました。

重慶-アモイ高速鉄道重慶区間は、中国中長期鉄道網計画「八縦八横高速鉄道網（南北方向、東西方向各8ルート）」の「重慶-アモイルート」の重要な構成部分です。重慶駅を起点に、重慶市内の渝中、南岸、巴南、南川、武隆、彭水などの区・県を経由し、重慶市黔江区までを結びます。設計時速は350キロ、重慶東から黔江までの新設路線延長は約250キロで、全線に計7駅が設置されています。

重慶-アモイ高速鉄道の重慶区間が開通すると、重慶の市街地から黔江区までの最速所要時間は、現在の4時間から1時間以内に短縮される見込みです。（提供/CRI）