香港市民の9割が「廃油ラードを食べた」、うち4割が健康不安を訴える―香港紙

Record China    2014年10月3日(金) 19時8分

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1日、香港中文大学が実施した調査で、香港市民の回答者の9割が「廃油を再利用したラードを食べたことがあると思う」と答えた。資料写真。

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2014年10月1日、香港経済日報によると、香港中文大学の所属機関が実施した調査で、香港市民の回答者の9割が「廃油を再利用したラードを食べたと思う」と答えた。中国新聞社が伝えた。

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台湾の大手食用油メーカーの「強冠」が、精製した廃油を混ぜた食用油やラードを製造販売していた事件は、製品の輸出先である香港でも大きな社会問題となった。香港中文大学香港アジア太平洋研究センターが9月22日から24日まで、成年の香港市民766人を対象に調査を実施したところ、回答者の9割が「これまでに廃油ラードを口にしていたはずだ」と答えた。

健康不安を訴えていたのは回答者の43%を占めたが、約半数が「香港における食の安全を信頼している」と答えた。食用油の品質管理に関する法律の制定を求める市民も9割に上った。法律の制定で食用油の生産コストがかさみ、販売価格が上昇する可能性を指摘したところ、それでもなお8割の市民が「法律は必要」と回答している。(翻訳・編集/本郷)

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