中国、「故郷に帰るか農村に移住して起業した人が1300万人弱」は本当か―米メディア

Record China    2025年3月25日(火) 16時40分

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米ラジオ・フリー・アジアの中国語版サイトは21日、中国について「故郷に帰るか農村に移住して起業した人の数が1300万人弱というのは本当か」とする記事を掲載した。

米ラジオ・フリー・アジアの中国語版サイトは21日、中国について「故郷に帰るか農村に移住して起業した人の数が1300万人弱というのは本当か」とする記事を掲載した。

記事によると、中国では、若者が故郷に戻って起業することを奨励するニュースが頻繁に取り上げられている。中国国営新華社通信は、中国で故郷に帰るか農村に移住して起業した人の数が1200万人を超え、その多くが大学新卒者や都市部のホワイトカラーなどの若者だと報じた。今年の両会(全人代と全国政協)期間中には、大学卒業後に故郷に戻り牛4000頭を飼育して財をなした全人代代表の女性が話題となった。

中国のメディアでは、故郷に戻ってダチョウの飼育やキュウリ、ソーセージの販売、キノコの栽培などを始めた若者が頻繁に取り上げられているが、ネット上ではそれを認めない人が多く「故郷に戻ったのは、仕事が見つからずそうせざるを得なかったからだ」との声が上がっている。大学卒業後に故郷に戻り牛の飼育で財をなしたという女性については「いわゆるロールモデルとして推されているにすぎない」との見方もある。

記事は、中国国家統計局が20日に発表した2月の都市部若年失業率を取り上げ、16〜24歳(学生を除く)の失業率は16.9%で、1月より0.8ポイント上昇し、上昇は2カ月連続であること、25〜29歳(同)の失業率は7.3%で、1月より0.4ポイント上昇し、過去1年余りで最高水準となったことを紹介した。

また、香港科技大学の丁学良教授が香港メディアへの寄稿で、中国の大学新卒者(修士含む)の就職率は公称56%だが、実際は30%を下回る可能性もあるとの見方を示したことも紹介した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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