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13日、台湾メディア・三立新聞網は、台湾のスーパーマーケットで販売されていた日本産イチゴから基準値の10倍の残留農薬が検出されたと報じた。写真は台北市衛生局より。
2025年3月13日、台湾メディア・三立新聞網は、台湾のスーパーマーケットで販売されていた日本産イチゴから基準値の10倍の残留農薬が検出されたと報じた。
記事は、台北市衛生局が1月に市場や青果小売業者、スーパーマーケット、飲食店などの生鮮野菜・果物を対象に実施した残留農薬検査で、抜き取りサンプル52件中15件が基準に合わなかったと伝えた。
そして、同市にある商業施設「微風南京」内のスーパーマーケットで販売されていた福岡県産のイチゴから、殺虫剤のチアクロプリドが基準値の9倍、インドキサカルブが基準値の10倍が検出されたほか、殺菌剤や除草剤も検出されたと紹介。また、同施設に入る高級青果店で販売されていた熊本県産イチゴ「恋みのり」など日本産イチゴ3品目からも基準値を超える殺ダニ剤や殺菌剤が検出されたとし、今回基準に合わなかった日本産イチゴが計4品目に上ったことを伝えている。
記事はまた、今回のサンプル検査において春菊や結球高菜、ワケギ、ニラの花、ホウレンソウなどから基準値を超える残留農薬が見つかったほか、オーガニック食品店「綿花田」の店舗で販売されていた「有機リンゴ」から殺虫剤が検出されたと紹介した。
その上で、同局が違反品について販売停止命令を出すとともに、供給元の調査を実施したと紹介。台湾最大の青果卸売市場を運営する台北農産運銷に対しても検査と管理の強化を求めたと報じている。(編集・翻訳/川尻)
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