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広東省深セン市では、地下鉄駅構内や工場の屋上の空間を最大限に利用して、スポーツ施設に改造しました。
市民がより便利にスポーツを楽しむことができるよう、街の片隅や遊休地を利用してスポーツコーナーに改造する都市が増えています。中国南部の広東省深セン市では、地下鉄駅構内や工場の屋上の空間を最大限に利用して、スポーツ施設に改造しました。
深セン市黄木崗地鉄駅の地下1階に開設されたスポーツエリアは、深セン市が初めて地下鉄駅構内に設けたもので、このスペースはもともと地下1階の通路が交差する遊休エリアでした。深セン市地下鉄は昨年10月末、長さ120メートル、幅28メートルの廊下を三つのバドミントンコートと二つのテニスのサーブ練習場を収容するスポーツエリアに変身させました。この「地下鉄+スポーツ」のモデルは、サラリーマンが細切れの時間を利用してフィットネスをしたいと考えるニーズを満たしたものです。
市民の孫さんは、「専用のバドミントン館に行くよりも往復の時間が節約され、地下鉄駅では以前より30分間多くプレーすることができる。今、週に4、5回バドミントンをやっている。地下鉄駅構内のバトミントンコートは広くて快適だ」と話しました。
地下鉄駅構内にあるスポーツエリアは駅本来の中庭にある天窓構造を利用しており、敷地の80%で昼間の照明は自然光に依存できるので、改築する際、建設コストを大幅に節約できました。このスタジアムの営業時間は目下、朝8時から夜10時で、バドミントンコートの1日当たりの平均予約率は90%近くに達しています。
地下鉄駅構内での工夫に加えて、屋上にも多くの利用可能なコーナースペースがあります。深セン市の市街地の中心にある福田区は、敷地面積7万6000平方メートルのエコスポーツパークを福田水質浄化工場の屋上に建設し、二つの標準サッカー場、四つの8人サッカー場、二つの5人サッカー場を設けました。2021年9月11日に開園して以来、「屋上のサッカー場」は累計延べ300万人以上の市民が利用したとのことです。
深セン市住宅建設局が発表したデータによると、深セン市には約2億平方メートルの屋上スペースがあります。これに対して、深セン市政府は「深セン市都市第6ファサードの利用に関する設計ガイドライン」を公表しました。「第6ファサード」とは、主に建築屋根や立面、周辺の場所、開放した空間などの要素を含み、第6ファサードの利用率の向上は、多元化した都市空間を築くことを探索する一つの方法だとされます。(提供/CRI)
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