中国のショート動画プラットフォーム「快手」に10日、旅行で訪れた日本での忘れがたい経験を語る高齢男性の動画が投稿された。

男性は北京在住で、日本をこれまでに6回旅しているリピーターだ。動画の冒頭では「この先、どの国に旅行に行きますか」との質問に「旅行に最も適した国は韓国と日本だと思います」と回答。男性と妻は日本語も英語もできないが、日本には個人旅行で訪れたといい、男性は「（個人で行くと聞いて）信じますか」と笑顔を浮かべた上で、道の分からない沖縄で出会った2人の女性とのエピソードを披露した。

男性によると、17、8歳くらいに見えたという女性2人は1キロ以上先の駅まで男性らを送り、最後はお辞儀をしてくれた。お辞儀をし返した男性との間で「お辞儀の応酬」になったそうだ。

男性は身振り手振りを交えて当時の様子を説明し、「2人はすごく礼儀正しかった」と振り返った。いわく、「北京人は礼儀正しく、人に道を教えるのは問題ないものの、わざわざ目的地まで連れて行ってくれるケースは滅多にない」という。

男性は東京で地下鉄を利用した時の出来事も紹介し、最後は「日本には6回行きました。北海道、本州に2回…」などと語って再び「あそこは旅行にすごく向いています」とコメントした。（翻訳・編集/野谷）