チベット自治区高官、ダライ・ラマの中国帰国受け入れを示唆―中国

Record China    2014年10月2日(木) 9時49分

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9月29日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版サイトは記事「中国共産党がダライ・ラマの帰国を許す可能性も、五台山参拝を口実に」を掲載した。呉英傑チベット自治区副書記がダライ・ラマの中国帰国の可能性を示唆した。写真は五台山。

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2014年9月29日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版サイトは記事「中国共産党がダライ・ラマの帰国を許す可能性も、五台山参拝を口実に」を掲載した。

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中国・チベット自治区の呉英傑(ウー・インジエ)副書記は英紙タイムズの取材に答え、中国共産党とダライ・ラマ側代表との対話は順調に進んでいるとコメントした。五台山参拝を口実とした中国訪問が許可される可能性もあるという。その際、中国の国家指導者と会談し完全な帰国が許されることも考えられるという。ただしチベットが中国の一部であると認め、独立活動をやめることが条件になるともコメントしている。

ダライ・ラマは一貫して中国との対話に前向きな姿勢を表明しており、また仏教の聖地である五台山の訪問を望んでいるとも発言している。9月18日には習近平(シー・ジンピン)国家主席のインド訪問に言及し、前任者よりも実務的でオープンだと発言したほか、父の故・習仲勲(シー・ジョンシュン)氏とは個人的な交友があり、時計を贈ったこともあるとのエピソードを明かしている。(翻訳・編集/KT)

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