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9日、香港メディア・香港01は、日本でノロウイルスによる食中毒問題が相次ぐ中で、台湾の専門家が日本旅行で特に注意すべき食べ物を紹介したことを報じた。
2025年3月9日、香港メディア・香港01は、日本でノロウイルスによる食中毒問題が相次ぐ中で、台湾の専門家が日本旅行で特に注意すべき食べ物を紹介したことを報じた。
記事は、日本では近ごろ大阪府河内長野市のミシュラン掲載歴を持つ有名日本料理店「喜一」と鳥取県米子市の和菓子店が、ノロウイルスによる食中毒の発生により営業停止となったほか、岐阜県のある仕出し弁当業者が製造した弁当が大規模な集団食中毒を引き起こし、320人が体調不良を訴え、そのうち40代の男性1人が死亡する事故も起きたと紹介した。
その上で、日本を頻繁に訪れている台湾大学医学部附属病院の元感染症科医師・林氏璧(リン・シービー)がSNS上で、日本を訪れる際は食事の前後の手洗いを徹底し、特に貝類を始めとする生ものの摂取を極力避けるべきだと注意を呼び掛けたと伝えている。
記事によると、林氏は現在日本国内で感染性胃腸炎の流行が拡大しており、特に大分、熊本、香川、愛媛、鹿児島、宮崎、広島、島根、山口、東京、千葉、福岡で流行が顕著になっていると指摘。感染性胃腸炎を引き起こすノロウイルスは100個程度のウイルス量でも発症し、感染力が極めて強いため、家族全員が感染するケースも多いと紹介した。
そして、飛沫感染や接触感染だけでなく、汚染された食品を介した感染も多いため、日本ではしっかりと洗浄された食材を口にするとともに、貝類を始めとする生物の摂取には特に注意が必要だとしたほか、ノロウイルスには特効薬がないため回復には自身の免疫力に頼るしかないこと、予防に際しアルコール消毒だけでは効果は薄く、石鹸を使ったこまめな手洗いが必須であることをなどを自身の見解として伝えている。(編集・翻訳/川尻)
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