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台湾メディアのTVBS新聞網は8日、日本のX(旧ツイッター)上で今年1月に注目されたある投稿を紹介した。資料写真。
台湾メディアのTVBS新聞網は8日、日本のX(旧ツイッター)上で今年1月、「断捨離で使わなくなった電話機を捨てようと思って、ふと留守電に何か残してなかったかと思い再生したら、亡くなった母の20年前くらいの声が残っていた。なぜか捨てられなくなってしまった……」とする投稿が注目されたことを紹介した。
投稿者は、「一人暮らし始めた時から一緒にいたので27年以上前の電話機で、電源を断って数年たち多分コンデンサも抜けてしまって、電源に挿した直後はすごい雑音を発して、留守録データの再生するたびに再起動してしまい再生できなかったけど、数分すると何事もなく再生し始めて母の声が聴けたのは幸運だった」とし、「デジタル化された母の声が不揮発メモリに残って20年近く封印されててしんみりしたのだが、なんだかスタートレックTNGでスコッティが転送パターンバッファで75年間パターンとして保存されてた『エンタープライズの面影』のエピソードを思い出してしまう」と記した。
TVBS新聞網の記事は「この『タイムカプセル』はネットユーザーを深く感動させた」とし、「うちでも今は亡き祖母の音声(約15年前のもの)が残ってたのがありまして。幸いSDカードで録音音声を保存できるタイプだったので、祖母が亡くなり当時えらく落ち込んでた母に渡すことができました。喜んでましたね。残すことで喜ぶ、持っておきたいという人がいるなら、持っておくのは大いにアリですね」とのコメントが寄せられたことを紹介した。
また電話機の製造元であるシャープ株式会社の宣伝アカウントから「この状況をうまく申し上げられないのですが、長らくご愛用いただきありがとうございました」とのコメントが寄せられたことも紹介した。(翻訳・編集/柳川)
断捨離で使わなくなった電話機を捨てようと思って、ふと留守電に何か残してなかったかと思い再生したら、亡くなった母の20年前くらいの声が残っていた。なぜか捨てられなくなってしまった…… pic.twitter.com/odXxuYvZIA
— miDumo録音技師,MAミキサー (@miDumo) January 18, 2025
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