中国政府、インテリジェントコネクテッドカーの参入・リコール管理を強化

CRI online    2025年3月6日(木) 16時30分

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中国政府はインテリジェントコネクテッドカーの参入・リコール管理を強化しています。

中国工業情報化部、市場監督管理総局はこのほど共同で「インテリジェントコネクテッドカー(ICV)の参入、リコールおよびソフトウェアのオンラインアップグレード管理の一層の強化に関する通知」を発表し、ICVの参入、リコールおよびソフトウェアのOTA(Over-the-Air、無線通信を介してソフトウェアのアップデートを含む車両とのデータ送受信を行う技術)に対する管理を規範化し、自動車の安全を確実に保障し、ICV製品の安全レベルを一層向上させ、自動車産業の質の高い発展を推進することを目指しています。

2024年、中国では前年比8.9%増の233回のリコールが実施され、対象車は同67%増の1123万7000台となっています。「通知」では、製品の品質安全管理における企業の当事者責任の強化、製品参入とリコール管理要件の細分化、サンドボックスの監督管理の強化、事件・事故報告と検討判断メカニズムの健全化、認証サービスと管理の強化などを通じて、ICV製品の参入とリコール管理を確実に強化すると強調されています。

自動車ソフトウェアコードの数が増加するにつれ、OTAアップグレードはすでに自動車リコール実施の重要な方法となっています。2024年末時点で、中国市場監督管理総局が企業から報告されたOTAアップグレードは計4047件、対象車は4億8600万台に及んでいます。2024年、自動車メーカーはOTAを通じて19回のリコールを実施し、対象車は前年比246.8%増の406万8000台となりました。「通知」は、OTAアップグレードに対する監督管理の強化、OTAアップグレードのカテゴリー別管理の強化などを通じて、自動車ソフトウェアのオンラインアップグレードの協同管理を強化し、テクノロジー、マネジメント、監督管理など多角的でしっかりした安全保障システムを構築するとしています。(提供/CRI

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