流失した文化財・芸術品41点、米国が中国に返還

CRI online    2025年3月5日(水) 13時30分

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中国国家文物局は4日、米ニューヨーク州マンハッタン連邦地方検事局オフィスで、文化財と芸術品41点の返還を受けました。写真は返還された陶製の説唱俑。

中国国家文物局は4日未明、米ニューヨーク州マンハッタン連邦地方検事局オフィスで、文化財と芸術品41点の返還を受けました。銅銭でできた木、シンプルなふた付きの銅製の器、陶製の説唱俑(せっしょうよう、語り部の姿をした人形)などの陶器、玉器、青銅器、仏像、絵付きレンガ、チベット仏教の文化財が含まれています。

専門家による初歩的な鑑定によると、これらの文化財・芸術品の制作年代は約1万年前から5000~4000年ほど前までの新石器時代から清の時代(1636~1911年)までのもので、種類が豊富で、技術が優れており、不法に海外に持ち出された中国の文化財と芸術品であるとのことです。

昨年11月、米ニューヨーク州マンハッタン連邦地方検事局オフィスは事件を処理する過程で、中国から流失した疑いのある文化財・芸術品41点を押収しました。中国国家文物局はその情報を入手した後、確認などの関連業務を展開し、ニューヨーク駐在中国総領事館と密に協力しあい、米国側の関係部門の協力の下で、文化財・芸術品の返還に成功しました。

中米両国は2009年1月14日、中国文化財の米国への不法流入防止に関する初の政府間覚書に署名し、2014年、2019年、2024年に3回更新しています。覚書の締結以来、両国の協力の下、米国に流失した中国の文化財・芸術品594点(セット)20回に分けて中国に返還されました。(提供/CRI

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