韓国国民の日本に対する好感度、世代によって大きな差=韓国ネット「悲しい」「日本は昔の敵」

Record Korea    2025年2月28日(金) 15時0分

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28日、韓国・マネートゥデイは「韓国国民の日本に対する好感度は世代によって大きく異なることが分かった」と伝えた。写真はソウル。

2025年2月28日、韓国・マネートゥデイは「韓国国民の日本に対する好感度は世代によって大きく異なることが分かった」と伝えた。

記事によると、世論調査会社「韓国ギャロップ」が20~21日に成人男女1008人を対象に対日意識調査を行った結果、日本に対して好感を持つか否かを問う質問に対し47%が「好感を持つ」と回答した。「好感を持たない」との回答も47%で、「分からない・回答拒否」が6%だった。

22年8月9~11日に行われた調査では21%が「好感を持つ」、70%が「好感を持たない」と回答しており、ここ2年半で日本への好感度は大幅に上昇した。記事は「最近の日韓関係改善ムード、訪日旅行客の増加と無関係ではない」と分析している。

年齢別に見ると、18~29歳は66%が「好感を持つ」、28%が「好感を持たない」と回答した一方、70歳以上は33%が「好感を持つ」、61%が「好感を持たない」と回答し、正反対の結果となった。年齢が下がるほど日本への好感度は高まる傾向がみられたという。

専門家は「若い人は日本や日本人への認識を問う質問に回答する際、自分自身が旅行先などで実際に触れた日本や日本人のイメージを思い浮かべる」とし、「そうとはいえ、歴史問題を知らないわけではない。文化と歴史に対する認識が二分されている」と指摘した。

また日本人に対する好感度は、日本に対する好感度より高かった。日本人に対して「好感を持つ」との回答は56%、「好感を持たない」との回答は34%、「分からない・回答拒否」は9%だった。

日韓関係の方向性については「日本の態度が変わらないなら、急いで改善する必要はない」(64%)との回答が「韓国が譲歩してでもできるだけ早く改善するべき」(33%)を上回った。

専門家は「若い人は韓国が日本より劣っているとの考えを持っていないため、『韓国は先進国』『韓国は強大国』だと話す」とし、「日本を克服するというよりも、過去の歴史に縛られず1つの国として見る必要がある」と指摘したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「今の日本の態度を見ても好感度が上がるというのはとても悲しい。昔の日本は形式的にでも謝罪したが、今はふてぶてしい態度」「われわれを苦しめ、われわれから国を奪った日本をなぜ好きと言えるの?」「日本も中国も北朝鮮も嫌うのが韓国人として正常」などの声が上がっている。

一方で「日本の国民が嫌いなのではなく、日本の政治家が嫌いなだけ」「日本の政治家と一般国民は分けて調査しないと」「過去に縛られていると国が発展しない」「日本は昔の敵であって今は味方」「日本とは仲良く過ごしたい」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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