2014年9月30日、新浪体育はトラブルが続出している仁川アジア大会に関して、韓国メディアの多くは批判的な記事を掲載している一方で、韓国「Kyounghyang Shinmun」が「仁川アジア大会は非常に成功したアジア大会」と報じていると伝えた。以下は「Kyounghyang Shinmun」の報道の概要。

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仁川アジア大会は開始当初こそ運営面でトラブルがあったが、適切な調整により現在は成功の軌道に乗っている。仁川アジア大会が成功しているのにはいくつかの理由がある。

まず、一番わかりやすいのはチケットの収入だ。28日現在の統計では、チケットの収入は246億ウォン（約25億円）を超え、2002年の釜山アジア大会の152億ウォン（約15億円）に大差をつけている。この調子なら目標である350億ウォン（約36億円）も難しくはない。

次にテレビの視聴率だ。仁川アジア大会開会式の視聴率は25％で、2010年の広州アジア大会開会式の16．5％を上回っている。

さらに、当初外国人記者は7000人前後と予想されていたが、実際は9700人が登録するなど、海外の関心度も高いことが分かる。大会のスポンサーも予想を上回る収益を得ているように、仁川アジア大会が韓国の経済に与えた影響は小さくない。

同報道に韓国のネットでは、「初めて目にした仁川アジア大会を称える報道。批判の声が多いが、私は成功を信じている」「間もなく閉幕することが残念。すべての選手にエールを送りたい」と肯定的なコメントが寄せられているという。（翻訳・編集/内山）