「日本で日本語を話さないほうがいい理由」に中国ネットから共感の声

Record China    2025年3月1日(土) 11時0分

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中国のSNS・小紅書(RED)に「日本語が上手でない人は、日本で日本語を話さないほうがいい」との投稿があり、反響が寄せられている。資料写真。

中国のSNS・小紅書(RED)にこのほど、「日本語が上手でない人は、日本で日本語を話さないほうがいい」との投稿があり、反響が寄せられている。

投稿者はまず、「昔、独学でほんの少しだけ日本語を勉強したことがあるが、今ではほぼ完全に忘れてしまい、ローマ字を見て発音が分かる程度。しかし、日本語の抑揚をそれなりに真似できる上に、いわゆる『日本語なまりの英語』を話すのが得意なため、Googleで覚えたばかりの日本語を一言二言口にすると、店員に日本語ができると思われ、そのまま日本語で話し続けられてしまう」と述べた。

また、「途中で英語に切り替えても、注文ミスが起きやすく、例えばアイスクリームを買う際、店員にコーンを4つ頼んだと勘違いされそうになったこともある。日本語と英語を混ぜるのは絶対に避けるべきであり、日本語を話すなら最初から最後まで日本語、英語を使うなら徹底して英語で通すべき。中国語だけで話しても問題はなく、日本には中国人観光客が多いため、店員もこちらの意図を理解しようと努めてくれる。何より、客としてお金を払う立場なのだから、最悪ジェスチャーを使えば十分に意思疎通ができるはず」とした。

この投稿にはネットユーザーからも「『ありがとう』のような超基本的な単語すら日本語で言わないようにしている。少しでも話すと、相手に『日本語が分かる』と思われそうで怖い」「自分も同じ…頑張って流暢な日本語を一文話したら、相手が一気にマシンガントークを始めた」「そう、それ!去年、日本に行った時、できるだけ礼儀正しくしようと思って、少ない日本語の知識とジェスチャーでコミュニケーションを取ろうとした。でも、一度日本語を話し始めると、相手が一気に喋り出してしまい、まったく聞き取れなかった。次に行く時は、最初から英語で話すつもり」と共感する声が寄せられた。

一方で、「関西は、現地の言葉で話せばすぐに打ち解けられる。自分は『ありがとう』でなく『おおきに』だけで通しているが、そのおかげで何度も親切にしてもらった」「私が前に友達のためにハンドクリームを買いに行った時、片言の日本語と英語、ジェスチャーで話したら、店員さんの対応が本当に良かったので、友達の分だけでなく自分の分もたくさん買ってしまった」と日本語を話して打ち解けたとする声もあった。

このほか、「『日本語お上手ですね』は日本人の社交辞令で、本当に日本語が上手だと感じた時、彼らは『ポイントカードはお持ちですか?』と話しかける」「この前日本語で話した時、日本人に『想像以上にうまい』と褒められた…これは本当に褒められたのか、それとも遠回しな社交辞令なのか?」「日本人が『上手ですね』と褒めるのは、大抵礼儀的なものだ。本当に語学が上手いというのは、その国の文化や習慣、スラングまで理解し、自然に使いこなせること。相手がまったく外国人だと意識しないレベルこそが、本当の意味での『上手』なのだ」と日本の社交辞令について言及したコメントも見られた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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