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日本で卵の価格が高騰していることが、中国のSNS上で反響を呼んでいる。写真は卵。
日本で卵の価格が高騰していることが、中国のSNS上で反響を呼んでいる。
フェニックステレビの東京駐在記者である李淼(リー・ミャオ)氏は26日、自身の微博(ウェイボー)アカウントで「日本では卵もぜいたく品に?」と切り出し、「皆さん、以前は卵1パック200円もしなかったことを覚えているだろうか?今では10個入りの1パックが278円にまで値上がりしている。5年前と比べて4割増だ」と説明。また、「以前は安価で手に入ったバナナも、ここ2年で27.3%も値上がりした。『物価の優等生』ですら耐えられなくなっている」とつづり、総務省の消費者物価指数を基に日本メディアが作成した卵とバナナの1980年以降の値段の推移を表すグラフを投稿した。
李氏は「値上がりしているのは食品だけではない。日本のインフレはもはや輸入コストだけが原因ではなく、人手不足や物流費の上昇も影響している。外食派の人もこの波から逃れることはできない。『餃子の王将』のようなリーズナブルな飲食店でも、3年間で5回も値上げされている。店側は品質を上げることで(値上げしても)消費者はついてくることに気付いている」と言及し、「問題は、みんなの給料アップがこの価格上昇に追いついているかどうかだ」と指摘した。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「(中国)国内のバナナもずいぶん高くなったよ」「北京のスーパーの卵は1個0.8~1元(19~21円)。30個入り1パックで25~35元(510~720円)だ。市場で買うとこの半額くらいだけど」「10個278円、人民元で13元くらい。中国でも大差ないと思う」「1個27円でしょ?生で食べられてその値段なら高くないと思う」「国内で生で食べられる卵の価格を考えたら、そっち(日本)は幸せ過ぎるでしょ」といった声が上がった。
また、日本で暮らすユーザーからは「狂ったようなインフレ。止まらない(汗)」「卵1パック270円は安い方だ」「神戸に住んでるけど、去年は(安い商品で)1パック158円。今は198円だけど基本的におじいちゃんおばあちゃんに全部買われて手に入らない。買えるのはだいたい238円とか258の商品だ」「日本に来たばかりの頃はリンゴが高くて食べられず、バナナばかり食べていた。今ではバナナも高くて食べられなくなってる」「給料は上がってるかって?また地雷を踏むようなことを」「うちは家賃も上がってるんだけど」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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