「紫東長空」低空域大規模言語モデルが19日、吉林省長春市で発表された。このモデルは同市と中国科学院自動化研究所産業化中科紫東太初が共同開発したもので、中国初の低空産業向けの大規模言語モデルだ。

長春市は中国の第一期低空域管理改革試行都市の一つ。同市は昨年発表した「低空経済」（低空域飛行活動による経済形態）に関する発展計画の中で、2026年までに「低空経済」規模30億元（約600億円）の達成を目指すとしている。

浄月ハイテク産業開発区は同市の「低空経済」発展における中核エリア。同区管理委員会の丁慧東（ディン・フイドン）会長は、「このモデルはいち早く低空域飛行サービスの指揮管理、都市ガバナンス、緊急救助、交通輸送などの応用シーンに使用される。これには空域管理、航路計画、空中での障害物回避、交通管制などの業務支援が含まれる」と説明した。（提供/人民網日本語版・編集/KS）